2013年新しい年を迎えました。新年明けましておめでとうございます。
昨年は、新年のスタートにあたり、二期目のマニフェスト「新あったかプラン」でお示しした蕨ビジョン
・安全安心のまち
・にぎわいと活力あるまち
・子どもとお年寄り、障害者にやさしいまち
を具体的形にする年にしたいと申し上げました。
振り返ってみて、
・学校体育館の耐震化と大規模改修
・自主防災組織への支援強化
・地域貢献活動に対するポイント制度の創設
・小学校に続き中学校全教室へのエアコン設置
・75歳以上のぷらっとわらび無料化
・市民参画と協働をすすめる条例制定
など、お約束した施策をスピーディーに推進することが出来ました。マニフェストの進捗率は、実施または着手が36/41項目、87%に達しました。
また、静岡県湖西市との災害時相互応援協定の締結、老朽空き家の安全管理に関する条例制定など、市長のリーダーシップの下、独自施策により、安全安心のまちづくりを推進することができました。
さて、今年は巳年です。蛇は脱皮することから、再生、新しくスタートするという意味があるそうです。日本社会は、いま、長引く景気の低迷、深刻な財政状況、遅れる震災からの復興など、大きな課題に直面しています。昨年末、第二次安倍政権が発足しましたが、ぜひ、こうした課題について、国民が希望を持てる方向で、新たな出発がはかられることを願っています。
そうした中で、蕨市では、先ほど申し上げた通り、蕨ビジョンの下、市政は着実に、かつ、スピーディーに前進しています。
私は、市長就任以来、市民の暮らし重視、公共施設の保全・長寿命化、市財政の健全化との両立など、蕨の可能性と未来を展望し、市政の転換を図ってきました。公共施設や水道などライフラインの耐震化は、莫大な財政負担を伴う、それでいて大変地味な仕事ですが、防災対策としてはもちろん、日本社会が直面している社会インフラの老朽化への対応としても、大変意義あるものと確信しています。
今年も、「新あったかプラン」でかかげる、安全安心、にぎわいと活力、子どもとお年寄り、障害者に優しいまち、協働によるまちづくり、財政の健全化などの諸課題をしっかりと前に進めて行きたいと思います。とりわけ、防災対策については、残りの学校体育館の耐震化と大規模改修を完了させるとともに、保育園など他の公共施設の耐震化にも着手したいと思います。市内3ヵ所目の特別養護老人ホームの誘致についても、昨年11月、埼玉県から承認がおりましたが、しっかりと支援して行きたいと思います。
今年が、市民の皆さんにとりまして、輝かしい年となることを心からご祈念申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
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