エルドラド訪問4日目③~エルドラド郡
続いて、ヴィアキャンプ議員に、エルドラド郡を案内していただきました。郡(カウンティ)は、アメリカでは、大変重要な行政機関で、州と市の間に位置し、日本の県のような役割と言われ、カリフォルニア州には、58の郡があります。蕨市が姉妹都市の締結しているのがエルドラド郡です。やはり、選挙で選ばれる長はおらず、5人の郡議会議員(スーパーバイザー)から議長が選ばれ、別に、日常的な行政執行を担うシティ・マネージャーを選任します。エルドラド郡は、人口約16万人ですが、面積は4631k㎡で、埼玉県より広い面積です。郡は、警察を含む行政機能を有しており、職員数も1800人以上で、郡庁舎も大変立派でした。面白いのは、エルドラド郡の二つの市の人口を足しても4万人程にしかならず、他の12万人は、市には属さず、独自のコミュニティを作っていることです(税や警察などは郡が管轄します)。私がホームステイしているマーナーさんの家があるキャメロン・パークもその一つです。但し、カリフォルニア州の中でも、ロサンゼルスのような大きな郡は、長が市民による直接選挙で選ばれ、ストロング・メイヤー(強い権限を持つ市長)と呼ばれ、日常的な行政執行も担うなど大きな権限を持っているそうです。ヴィアキャンプ議員には、郡庁舎、郡議会、郡警察を含めて案内していただきましたが、いろいろな所に、蕨からの記念品が飾ってあることが、印象的でした。
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