« 第86回全国都市問題会議(一日目) | トップページ | 北小学校運動会 »

2024年10月18日 (金)

第86回全国都市問題会議(二日目)

463871283_2710756869126363_2448489346846 463756112_2710756915793025_7264128152743 463648749_2710756942459689_9199975918919 463799289_2710756999126350_3632963946447 第86回全国都市問題会議(二日目)は、「健康づくりとまちづくり〜市民の一生に寄り添う都市政策〜」をテーマにパネルディスカッションが行われました。コーディネーターは中央大学法学部教授の宮本太郎氏、パネリストは、高岡病院児童精神科医の三木崇弘氏、NPO法人日本栄養パネット理事長の奥村圭子氏、長野県茅野市長の今井敦氏、大阪府泉大津市の南出賢一氏の4名でした。三木氏の話では、児童精神科医から見た子ども達の現状が紹介され、困難を抱える子どもや親をそのまま受け売れる包摂性のある社会、地域づくりに重要性についての訴えが印象的でした。奥村氏のお話では、栄養パトロールの経験を通じて、食を通じて、その人の抱える課題が浮き彫りとなり、寄り添いながら、いろいろな制度につないでいくことの重要性が語られました。そして、今井市長の話では、ICTを活用し、母子手帳の電子アプリを子どもの夜間救急や相談活動につなげていくことなど、関係機関の連携を図っていく取り組みが紹介されました。そして、南出市長のお話では、市民に正確な情報や事実、選択肢を提示し、学びを大切にしながら、学校給食での金芽米の使用などの取り組みを含めて、未病予防対策の重要性が熱く語られたことが大変印象的でした。そして、宮本氏のまとめでは、いま、健康づくりが自治体のまちづくり、施策の真ん中になりつつあり、選ばれるまちづくりの重要課題となっていることなどが、分かりやすく語られました。全体として、大変参考になるお話や取り組みが多く、今後の蕨の市政に生かしていければと思いました。

|

« 第86回全国都市問題会議(一日目) | トップページ | 北小学校運動会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 第86回全国都市問題会議(一日目) | トップページ | 北小学校運動会 »